【富士忍野特集】 Owner's Stayle 家族との肖像

特別なことはせずに過ごす最高に贅沢な二人だけの時間。

夫婦で過ごす非日常な時間を楽しむ。
非日常な時間をあくまで日常の延長。

気さくで話し好きな元高校教諭のご主人と、淑やかな佇まいが素敵な奥様。
田島様ご夫婦は、夫婦水入らずでポイントバケーションでのステイを楽しまれている。滞在中は、部屋でゆったりと過ごすことが多いとか。

 「せっかく来たんだから一緒に何かしなければ・・・、という気負いはないですね。というより、道中で色々と寄り道しますから(笑)。30数年間連れ添っているカメラを持ってブラブラ散歩ぐらいかな」というご主人。
 「本が好きなので、ステイ中はほとんど本を読んでいます(笑)。2泊3日の間に、大抵5冊ほど読み切ります」
という奥様は、読書三昧のステイを満喫されているご様子。4人のお子様も既に成人され、手が離れたとはいえ、自宅に居れば何かと忙しいのが主婦というもの。
 「ポイントバケーションへ来れば、まず家事をしなくて済みますし、あれこれ考えることもありません。コマ切れではなくまとまった時間がとれるので、本を読むには絶好の機会ですよね。だから振り返ってみると、一緒に居るのに別々のことをして過ごしているような気がします(笑)」

 一緒に居ながらも、思い思いの過ごし方をするお二人のステイスタイル。ポイントバケーションに流れる非日常な時間も、日常の延長として楽しまれているのが印象的だ。

気分に合わせた寄り道の後は
気の向くままにゆったりと過ごす。

東京都大田区のご自宅からポイントバケーションのある忍野村までは、通常なら車で約2時間半とそう遠くはない。しかし、朝9時に出発しても到着するのは夕方になるという。

 「出掛ける前の情報収集は念入りにしています。季節によって見どころは変わるし、いつどこへ行けば何があるか、大抵は頭の中に入っていますよ(笑)。 宮ヶ瀬ダムや道志渓谷を散策した後は、富士吉田へ。名物のうどんを食べたり、道の駅で買い物したり・・・。そんなこんなで施設へ着き、ほっと一息ついて気が付けば夜、みたいな感じです」
というご主人の話を聞けば、道中も単なる移動ではなく大切なステイの一部になっていることが伺える。とはいえ、年に何度も出掛けるという旅行のような気忙しさとは違うのだそうだ。  「旅行だと、ホテルや旅館に着いてからのことも色々考えてしまうじゃないですか。でも目的地がポイントバケーションなら、自宅に帰るような感覚でいられます」という奥様にとって、ポイントバケーションはまさに第二の自宅となっているご様子。

 道中で寄り道を楽しんだ分、到着後はゆったりと過ごすというご夫妻も、一日中部屋に篭りっきりというわけではない。情報収集には余念がなく、各地の地理に明るいご主人は、リロの各施設の周辺マップを独自に作成するほどのこだわりよう。とりわけ、高校在職中に幾度となく足を運んだ忍野村は、ご主人にとって庭も同然。テニスやフィットネスに通うアクティブな一面をお持ちの奥様とともに、散策や買出しに出かける。この日訪れた忍野八海では、地元の人も顔負けのガイドぶりでエスコートするなど、大人のデートを楽しむ二人。
 そんな二人なら、思い思いに過ごすというお部屋にも、きっと素敵な時間が流れているに違いない。