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2024.11.26
前回ご紹介しました「南湖公園」は白河市の名所でしたが、今回は白河市のシンボル的存在の「小峰城」の紹介でございます。
この小峰城は戊辰戦争で焼失してしまいましたが、1991年に「白河城御櫓絵図」を基に木造で再建しました。これが全国のお城ブームのきっかけになったと言われています。
小峰城は白河市内の高台にあり、城からは白河市内が一望できます。逆に白河市内からも城を見ることができます。夜はライトアップされるので、市内からみると天空の城みたいな感じで、とても幻想的です。
小峰城の天守閣に見えるのは、天守閣ではなく櫓でございます。三重櫓と呼ばれ、中に入ることもできます。(無料)
お城の周りは立派な石垣があり、グルッと一周できるようになっています。実はこの場所、以前はバラ園になっていて、沢山の種類のバラを見ることができました。しかし東日本大震災で石垣が崩れ、無くなってしまい、それを10年以上かけ整備しました。
現在、二の丸と本丸をむすぶ「清水門」の再建にむけて工事をしています。その為、見学には臨時の見学用昇降階段を設け、そこから見学ができるようになっています。この清水門は、間口約14m・高さ約11mもある櫓門で、とっても立派な建造物だったそうです。令和8年3月の完成を目途に向けて工事が進められています。完成が待ち遠しいです。この小峰城は資料館があったり、食事する処もあり、まだまだ紹介しきれませんが、機会があったら「南湖公園」同様に立ち寄ってみてください。
ポイントバケーション那須 田嶋
2024.11.17
那須から県をまたいですぐの福島県白河市。そこの名所「南湖公園」。ここは江戸時代の白河藩主「松平定信公」が築造した日本最古の公園で国指定史跡でございます。そこは春の桜、秋の紅葉の時期が大変賑わい、今ちょうど紅葉が見ごろを迎えています。特に南湖の湖がモミジの紅葉を引き立て、沢山の観光客が愉しんでいました。
南湖の周りを囲むモミジ。ゆっくり歩いて約1時間で南湖の周りを一周できます。
士民共楽というコンセプトで、誰もが愉しめるという理念のもとで築造した南湖公園。松平定信公は天明の大飢饉の際、白河では一人の死者も出さなかったと言われているほどの手腕でした。ここの近くには松平定信公を祀る「南湖神社」があり、一万円札の渋沢栄一の多大な援助のもと、創建された神社でございます。
南湖公園の敷地内にある「翠楽苑」は松平定信公の庭園理念を引き継いで、日本の文化を伝承することで造られた日本庭園があります。
翠楽苑に入るのは有料ですが、中のモミジは大変きれいに赤く染まっていました。お庭は整備され、小川が流れていたり、滝があったりして優雅なひと時を愉しめます。
南湖公園のまわりは名物「南湖団子」のお店などがあり、まだまだ紹介しきれませんが 紅葉以外でも充分楽しめますので、機会があれば行ってみてください。 ポイントバケーション那須 田嶋
2024.11.10
日本最大級の吊橋、「もみじ谷大吊橋」が紅葉を迎えています。那須のお隣さんの塩原市。ここは「ゆとりろ那須塩原」がある観光地で、那須同様に紅葉の時期を迎えています。
その中でも有名な「もみじ谷大吊橋」はなんと全長320mもある吊橋で、吊橋が出来た当初は日本一だったんですが、その後、続々と長い吊橋が出来て、現在は日本で5番目に長い吊橋です。
ここは紅葉の時期が一番のピーク時で、平日にもかかわらず、沢山の観光客が来ていました。今年の紅葉は那須同様に遅れていて、まだ7分目から8分目といったところですので まだこの先も楽しめそうですね。
吊橋を渡るのは有料ですが、高所恐怖症以外の方はおすすめですよ♪
吊橋の周りはモミジが沢山。まだ色づき始めなので、これからますます奇麗になります。
もみじ谷大吊橋の先に見える橋は、ここも塩原の名所の「回顧(ミカエリ)の吊橋」です。
もみじ谷大吊橋の周りは山々に囲まれ、色づき始めでとてもきれいでした。
吊橋以外にも大きな売店や食事処もあり、テラスでコーヒーでも飲みながら、沢山の方が吊橋と紅葉を眺めながら楽しんでいました。
普段はいない警備員さんが駐車場を誘導してくれました。平日でこの混雑ですので週末はもっと凄そうですね。でもみる価値は十分ありますよ♪
ポイントバケーション那須 田嶋