2025.10.02
樹齢400年 国の天然記念物 赤津のカツラと布引風の高原
10月に入りましたね♪ まだ夏日はありそうですが、でもちょうどいい気候になりました。那須の紅葉はまだ感じられませんが、お隣の福島県ならそろそろ色づき始めているかと思い、福島県の天栄村に行ってきました。この天栄村は山々に囲まれた、のどかな田園風景が永遠と広がる村です。その天栄村のちょっと先の郡山市の湖南町に、国の天然記念物「赤津のカツラ」を見に行ってきました。
赤津のカツラは樹齢400年。高さ25m 幹は数十本に枝分かれし、その広がりが18mもある大木です。カツラでこれほどの大木は大変珍しいそうです。
第二次世界大戦がはじまる1941年の1月に、国の天然記念物に指定されました。
赤津のカツラを過ぎて、3キロほど山道を登りますと、絶景が広がる「郡山布引風の高原」がございます。天気が良い日は、磐梯山、猪苗代湖が一望できる絶景の場所です。そこには33基の高さ100mある風車が雄大に立ち並び、高原の風をうけてゆっくり回っていました。標高1,000mある場所なので、その日の町の気温が27℃ぐらいあったのですが、そこは15℃ぐらいしかなく、半袖ではとても寒かったです。あいにく雨模様で、絶景は見れませんでしたが、迫力のある風車が何台もある風景には圧巻されました。
夏は風車の下に約20万本のヒマワリが咲くそうです。さすがにもう一本もヒマワリは咲いていませんが、今は沢山のススキが風に揺られていて、 箱根の「仙石原すすき高原」や先月、南紀白浜でも紹介された「生石高原すすき高原」をすこし思わせる風景でした。
ちょっとマニアックな場所なのか、その日は私一人しかいませんでした。天気も悪く、風車が回る「ブンブン」という音と、周りには「熊に注意」の看板が至る所にあった為、ちょっと怖くて散策は出来ませんでしたが、たぶん天気がいい日はSNS映えする画像が取れる事間違いなしです。ご興味があったら行ってみて下さい。
ポイントバケーション那須 田嶋