2026.04.28
「無限庵」鶴仙渓を眺む文化財で、山中漆器のカフェランチ
オーナーの皆様、こんにちは。
山中温泉も藤やシャガの花が咲き、散策には最高の季節となってまいりました。
今回は、当施設から徒歩6分!鶴仙渓散歩前後の休憩にも、美しい景色を眺めながらのティータイムにもおすすめ!鶴仙渓のこおろぎ橋にほど近い「無限庵」をご紹介いたします。
無限庵は、加賀藩の家老を務めた横山家が明治末期に建てた、加賀藩最高の武家書院を移築したもので、現在は石川県指定有形文化財に指定されています。

その建築は実に壮麗!動物の皮に装飾を施した金唐革、縞黒柿の欄干、加賀藩重臣にのみ許可された群青色の壁、ひとつひとつ姿の違う加賀象嵌の釘隠し。貴重な材を随所に使用しており、そこかしこに見どころがあります。




撮影スポットとして一番人気のこのお部屋は...なんと!元お風呂!窓からの景色を独り占めしながら入浴とは、贅沢です...。曲線で仕上げた職人技光る天井も必見です。

そして、山中塗の茶乃湯塗師である、前端さんが設立された財団が運営管理を引き継いでいるだけあって、取り合わせているお道具も素敵です!しばらく魅入っておりました。
無限庵内に、2023年4月にオープンしたのが『茶房うるはし』。目の前に鶴仙渓を眺めながら地元食材を山中塗の器で味わえるランチやスイーツをいただける絶景カフェ!

今回は、「加賀れんこんともち明太ピザ」をいただきました。
全粒粉のピザ生地が香ばしく、レンコンのサクサク触感がアクセントになり美味しい!!一人で1枚は多いかと思いましたが、ペロリと平らげてしまいました。


漆にふれて感じて、日常でお使いいただく体験をしてほしいとの想いから、ランチもカフェメニューも山中漆器で呈されます。
アイスについていたのは山谷尚敏さんのスプーン!「漆器=扱いづらい」のイメージを覆す、ポップでカジュアルな作風が人気の山中塗の塗師。でも作品は本格派。
口に含むとしっとりと吸い付くような感触。漆器の中でもスプーンは漆の魅力が最大限感じられるので、ぜひ一度おためしいただきたいです!

ほかのお席で、抹茶と和菓子のセットを注文されていたのですが、抹茶碗が全員違いました!器も楽しんでいただきたいと、さまざまご用意しているそうです。ご利用の際は、ぜひ器もご注目ください。

また、カフェはコンセントとWi-Fiが用意されており、ワーキングスペースとしても利用できます。静かな空間での仕事は、はかどりそうです。



さらに、なんとなんと!文化財の書院を独占しての茶懐石プランもございます(予約制)。なんと加賀市で茶懐石を提供しているのは、無限庵のみ!
写真を見せていただきましたが、料理も器も美しく、優美な建築とあいまって、うっとり空間になっておりました。
お茶会を開くこともできます。お茶会・茶懐石は要予約なので、気になる場合は、公式サイトからお問い合わせしてみてくださいね。
静かな時間を過ごすことのできる無限庵、いちど訪れてみてはいかがでしょうか。
公式サイトと、youtubeでも美しい様子を見ることができますので、是非ご覧ください。
【youtube】受け継がれる『時』に触れる ~いしかわ文化観光〈外部リンク〉
石川県指定文化財 無限庵
住所:加賀市山中温泉下谷町ロ6
(当施設より徒歩6分)
開館時間:11:00 ~15:00
定休日 : 毎週火曜日(臨時休館あり、公式インスタグラムをご確認ください)
入館料: 大人 500円(駐車料金・カフェ料金には入館料含む)

